후리가나로 읽는 일본 고전
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あねがわのかっせん
日本合戦譚
菊池 寛
菊池 寛의 日本合戦譚(あねがわのかっせん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 154,771자 · 313화면
左らば討て迚待ける故無二是非一首をとる。兼て申付たるか、下人は槍を合するや否、方々へ逃げ失せぬ」と、『古老物語』にあるが、戦い敗れた後の重成の従容たる戦死の様が窺われる。
重成の首は月代が延びていたが異香薫り、家康これ雑兵の首にまぎれぬ為の嗜、惜む可きの士なりと浩歎した。
岡山天王寺口の戦
五月七日、幸村は最後の戦場を天王寺附近と定め、城中諸将全部出でて東軍を誘致して決戦し、一隊をして正面の戦酣なる時迂回して背後を衝かしめんとした。
幸村茶臼山に陣し、毛利勝永は天王寺南門に備え、大野治長の先鋒銃隊東に在り、左方岡山口は大野治房を配し、迂回すべき遊軍は明石全登が精兵三百を率いた。又秀頼自ら桜門に出馬した。
東軍は昨日奮戦した藤堂井伊を労わり退かしめ、岡山口の先陣を前田利常、天王寺口のそれを本多忠朝に定む。然るに悍勇なる松平忠直は、自ら先登を企てた。前日、家康に叱られて、カッとなっているのである。「公(忠直)は湯漬飯を命じ近侍真子平馬に膳を持たせ、立ながら数椀喫せられ、食終て公舒々と諸軍に向い、最早皆々満腹すれば討死しても餓鬼道へは堕ちず、死出の山を越して直ちに閻魔の庁に入るべし」