일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ウニデスちょうりゅうのかなた

橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇

橘 外男

橘 外男의 橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇(ウニデスちょうりゅうのかなた)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 247,361자 · 483화면

아오조라 문고

紙質というか皮質というかは、前の絵を描いた皮のような紙のような物とやはり同質であったが、幅五吋ばかり、長さは一巻それぞれ約二呎くらいもあったであろうか。これにビッシリと細かに独逸文を列ねて、これが都合また三巻あった。すべて柔らかな純銀の紐で括られていた。

仏蘭西文化の影響を受けている拉丁亜米利加の研究所員には、仏蘭西語には造詣の深い者もいたが、独逸文はあまり大して読めなかったであろう。一同はちょっと紐を解いて覗いてみただけで、またクルクルと巻いてしまった。

最後に現れてきたものは、紫の絹紐で口を括った三個の鞣し皮袋であった。その皮袋を解いた途端、

「おお!」

と、異口同音思わず叫びを挙げずにはいられなかった。燦爛眼も射らんばかり、幾十枚かの金貨で頭に花綵を戴いた、歴史の本で見るユリウス・ケーザルのごとき人物を表に鋳出し、裏に古代アッシリヤの軍船のごとき船の形を鋳出した、見る眼眩い金貨であった。チャラチャラ! と一袋に二十枚ずつ、都合三袋で六十枚あった。

「大した金貨だな……純分度はわからぬが、この金質と重みでは」

と、年中化学分析ばかりやっている所員の一人が掌で重みを量りつつ言った。