일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ウニデスちょうりゅうのかなた

橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇

橘 外男

橘 外男의 橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇(ウニデスちょうりゅうのかなた)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 247,361자 · 483화면

아오조라 문고

と例によって未亡人が不快の色を漂わす。そんな下らんことばかり詮議だてする暇に、なぜ殿下に近付く工夫でもしないんですよ! と詰らんばかりの、この我儘な婦人を促して嬢の聞き得たところは、大体こういうことであった。

当主の公爵、公爵夫人、手伝いに来てくれた、アンドレーセン子爵に縁づいている姪のソールヴェイグ夫人、その母親のフロム夫人、それらの人々ともどもホール入口で客を迎えて、すでに来客たちのことごとくが大広間や控えの間一杯に満ち溢れて、歓談笑声煙草の煙は濛々と、邸の内外にゴッタ返している時であった。もっと詳しくいえば、御名代殿下も、先程御到着になって、その御接待で天テコ舞いしている時であった。

その人波を縫って、母親の姿を探しているらしい杖を突いた、ヨアンネス少年の顔が入口に見える。丈だけはほぼ当主とおっつかっつだったが、やっと長洋袴になったばかりの子供。殊に出席しないはずだったから、服も着換えてはいない。キチンとした短衣やネクタイは着けているが、それは学校の制服でそんな装をして――装はともかくも、足を曳きずって杖なんぞ突いて、この盛装綺羅びやかなお客様の中へ出て来られては困る。