일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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えどげいじゅつろん

江戸芸術論

永井 荷風

永井 荷風의 江戸芸術論(えどげいじゅつろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 85,130자 · 167화면

아오조라 문고

三

一立斎広重の山水画もまたこの意義において多く江戸の市街と郊外の風光を描き出しぬ。

三

広重の山水中江戸の風景を描きしものを挙ぐるに、名所江戸百景、江戸近郊八景、東都名所、江都勝景、江戸高名会亭尽、名所江戸坂尽なぞ題されたる一枚摺錦絵あり。また『江戸土産』(十巻)『狂歌江戸名所図絵』(十六巻)等の絵本あり。

一立斎広重は北斎と相並んで西欧の鑑賞家より日本画家中恐らくは空前絶後の二大山水画家なるべしと称せらる。この両大家はいづれも西洋画遠近法と浮世絵在来の写生を基として幾度か同様の地点を描きたり。然れどもその画風の相同じからざるは一見して瞭然たるものあり。北斎は従来の浮世絵に南画の画風と西洋画とを加味したる処多かりしが、広重は専狩野の支派たる一蝶の筆致に倣ひたるが如し。北斎の画風は強く硬く広重は軟かく静なり。写生の点において広重の技巧はしばしば北斎より更に綿密なるにかかはらず一見して常に北斎の草画よりも更に清楚軽快の思あらしむ。これを文学に譬へんか北斎は美麗なる漢字の形容詞を多く用ひたる紀行文の如く、広重はこまごまとまたなだらかに書流したる戯作者の文章の如し。