후리가나로 읽는 일본 고전
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まきのとみたろうじじょでん
牧野富太郎自叙伝
牧野 富太郎
牧野 富太郎의 牧野富太郎自叙伝(まきのとみたろうじじょでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 94,045자 · 185화면
全国の植物採集会に招かる
私はむしろ学位など無くて、学位のある人と同じ仕事をしながら、これと対抗して相撲をとるところにこそ愉快はあるのだと思っている。学位があれば、何か大きな手柄をしても、博士だから当り前だといわれるので、興味がない。私が学位を貰ったのは昭和二年四月であるが、その時こんな歌を作って見た。
何の奇も何の興趣も消え失せて、平凡化せるわれの学問
学位や地位などには私は、何の執着をも感じておらぬ。ただ孜々として天性好きな植物の研究をするのが、唯一の楽しみであり、またそれが生涯の目的でもある。
終わりに大学の植物学教室等の諸君は長い間松村氏が絶えず私を圧迫しつつあった時、いずれも皆私に同情して下さった、中にも五島清太郎博士、藤井健次郎博士は、陰になり日向になって、私を庇護して下さったので、私は衷心から感謝している。
左の都々逸は、私が数年前に作ったものだが、私の一生はこれに尽きている。
草を褥に木の根を枕、花と恋して五十年
今では私と花との恋は、五十年以上になったが、それでもまだ醒めそうもない。
全国の植物採集会に招かる
私は商売上、旅行を何百遍となくしたが、費用がかかるから、地方の採集会に講師として招聘される機会を利用し幾らか謝礼をもらうと、それでまた旅行を続けたりした。