일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しゅくず

現代日本文学館8 徳田秋声

徳田 秋声

徳田 秋声의 現代日本文学館8 徳田秋声(しゅくず)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 327,364자 · 638화면

아오조라 문고

縁側から畳のうえに薄い秋の西日が差し、裏町に飴屋の太鼓の音がしていた。

「どうしたの、旅行?」

銀子がきくと、倉持はにっこりして、

「いや、そういうわけじゃないが、何だか家の形勢が変だから、僕の名義の株券を全部持ち出して来たんだ。」

「そう、どうして?」

「どうも母が感づいて、用心しだして来たらしいんだ。この間山を少しばかり売ろうと思ってちょっと分家に当たってみたところ、買わないというから、誰か買い手がないか聞いてみてくれないかと頼んでみたけれど、おいそれとすぐ買手がつくものでないから、止した方がいいだろうと言うんだ。分家の口吻じゃ、渡の叔父が先手をうって警戒網を張っているものらしいんだ。」

「それで株券を持ち出したというわけなのね。」

「叔父は肚が黒いから、おためごかしに母を手懐けて、何をするか知れん。これを当分君に預けておくから、持って帰ってどこかへ仕舞っておいてくれ。」

「そんなもの置くとこないわ。第一家の人たちと叔父さんとなあなあかも知れないから、このごろ少し使いすぎるくらいのことを言っているかも知れないわ。」

「そんなはずはないと思うけどな。君んとこも半季々々に僕から取るものはちゃんと取っているからね。