후리가나로 읽는 일본 고전
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しゅくず
現代日本文学館8 徳田秋声
徳田 秋声
徳田 秋声의 現代日本文学館8 徳田秋声(しゅくず)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 327,364자 · 638화면
十三
どっちも相続人ということであれば、貴女が結婚しようと思っても、親御さんが不承知でしょう。」
銀子もそこまで、はっきり考えていたわけではなかったが、千葉で栗栖との結婚談のあった時、妹の一人に養子を取りさえすれば、自分の籍はぬけるように聞いており、相続者の責任は早く脱がれたいとは考えていたのだったが、そんな世間的のことは、この際考えたくはなく、古い階級観念を超越して、あれほど約束した倉持の情熱が、どうやらぐらついて来たように思えそれが悲しかった。
「お母さんのおっしゃることは、よく解りました。お世話になるかならぬか、それはよく考えてみます。」
銀子はきっぱり答えて、やっと母を送り出した。
十三
母を送り出し、銀子は帳場でちょっと挨拶して帰ろうとすると、お神も女中も彼女の顔を見てへらへらと笑っているので、自分の莫迦を笑っているのかしらと、思わず顔が赤くなった。
ふと看ると帳場つづきの薄暗いお神の居間に、今まで寝転んでいたらしい倉持が起きあがって咳をした。
「何だそこにいたの。いつ来たんです。」
銀子はそう言って帳場へ坐ったが、さも退屈していたらしく、
「随分長たらしいお談義だったじゃないか。