후리가나로 읽는 일본 고전
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ぐうたらどうちゅうき
ぐうたら道中記
佐々木 邦
佐々木 邦의 ぐうたら道中記(ぐうたらどうちゅうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 164,113자 · 332화면
「田鶴子さん、宜いですか? 大きいのを買って貰うんですよ」
と三輪さんも入れ智慧をした。
こんな冗談を言い合っている中に僕達は土産物の売店へ入ったのだか呼び込まれたのだかしてしまった。番頭が頻に品物を並べる。田鶴子さんがそれを一々手に取って検める。三輪さんやお父さんまで種々と漁り始めた。
「田鶴子、この辺のは何うだね?」
と団さんは幾度か田鶴子さんの御機嫌を伺ったが駄目だった。
僕は待っている間に先頃お母さんと天賞堂へいった時のことを思い出した。夫婦だか兄妹だか兎に角若い男女が女持ちの金時計を買いに来ていた。男の人が品物を吟味して相談を掛ける度に女の人は横を向いた。参考のために僕が回数を勘定し始めた頃には婦人殿下は首をあべこべに箝げたお雛様のようになっていた。そうして一番好いのを差しつけられた時漸く旧に戻った女優髷の栽培地が初めて頷いた。あれが夫婦なら家へ帰ってから一波瀾あったろう。若し兄妹だったら兄さんは懲り/\したに相違ない。田鶴子さんも子供ながら、この辺の呼吸を相応に心得ていると見えて、幾度か外向を向いた末、大きな真珠の入った襟留を買って貰った。