후리가나로 읽는 일본 고전
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ぐうたらどうちゅうき
ぐうたら道中記
佐々木 邦
佐々木 邦의 ぐうたら道中記(ぐうたらどうちゅうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 164,113자 · 332화면
それから五六人飛んで三井銀行の支店長というのがあった。職業に貴賤なしと態修身で教えるのは事実に於て動かし難い高下の差別が因襲的に附き纒っているからだ。近道があればこそ、「通り抜け無用」と書いて置く。今四十何名かの生徒が父兄の職業を申立てた場合でも得意らしいものと失意らしいものがあった。殊に腰弁や会社員の如き一種の雇人で無産無識階級に属するものが相応に豪い積りで尊大に構えているのに一方独立の生業を営んでいる商家が兎角自ら卑下する傾向のあったのは僕の腑に落ちないところだった。就中哀れを止めたのは末席を汚している土屋君で、この生徒は最初、
「陸軍御用!」
と言って、直ぐに又、
「陸軍衛戍病院御用です」
と訂正した。
「御用商人ですか? 商業ですね?」
と先生は念を押して書き留めようとした。この時土屋君は「はい」と答えればそれで済んでしまったのに、
「否、商業じゃありません。品物を拵えて衛戍病院へ納めるのです」
と説明を加えた。
「それでは製造業ですね?」
と先生は最早お仕舞い際だったから早く片付けたがって又万年筆を持ち直した。しかし土屋君は製造業でも満足せず、
「否、そうでもありません。