일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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キリストきょうにゅうもん

キリスト教入門

矢内原 忠雄

矢内原 忠雄의 キリスト教入門(キリストきょうにゅうもん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 119,257자 · 234화면

아오조라 문고

個人を中心として神が回転していると、こう考える。ところがキリスト教は個人を決して軽んずるわけではなく、個人の救いを重んずるけれども、しかし個人の救いを含みつつ全体をもう一つ大きく考える必要がある。神様が中心であって、個人がその周囲を回っているんだ。神様の意思が中心であって、それに基づいて個人の救いもあり、宇宙の完成もあるんだ。こう信ずることは、神が父であるからなんです。神が父であって、全体を経綸しておられるからなんです。ここで、神を中心としてすべてのことを考えるという公の精神をキリスト信者はもつのです。それがわかりますというと、私どもの世界が広くなって、私どもの自由がいっそう大きくなって、能力で満ちあふれてくる。今までは自分中心で、自分の救いということだけを考えてきた。自分が救われたいと思って必死に願ってきた。それはそれでいいんですよ。けれどもそれだけでいきますと、自分の考える世界は自分というものの範囲を超えることができないから、私どもの考えは全く自由にならない。私どもの能力が十分に与えられない。自分中心に神様を考えているから、自分のふところに入り得るだけの分量しか神様が入ってこられない。