일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ふれんぞくさつじんじけん

不連続殺人事件

坂口 安吾

坂口 安吾의 不連続殺人事件(ふれんぞくさつじんじけん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 162,047자 · 322화면

아오조라 문고

ねしずまった夜更けと云っても、この滝の音だから、相当な音でなければ聴えやしない。人の跫音はきこえなかったから、出る音だか、入る音だが、分りゃしなかったが」

博士はうなずいて、

「なるほどね。犯人氏なら手荒な鍵音はさせんでしょう。宇津木さんでしょうかね。じゃア、奥様はズッとここに寝んでいらしたのですね」

思いがけない質問に一馬はビックリして、

「ええ。おとといも、ゆうべも」

「そして、歌川先生は暁方の三時まで仕事をしていらしたのですね」

「そうです。然し、おとといのことですよ。ゆうべは、もっと早くねました」

「暁方の三時まで、奥様はズッとやすんでいらしたのでしょうね」

「全然、ねむり通しです」

「やれやれ。すると、ここに、ようやく一人、アリバイの成立つ御方が現れたのです。そのほかの方には、どなたにも犯人でない証拠はない。珠緒さんに至っては、まるでもう、殺されるには誂え向きの特別席に寝ていたようなものですもの。場所と云い、条件と云い、殺してくれと云うようなものでさ。歌川先生のお母様の御命日はいつでしたか」

この最後の一言に一馬は顔色を変えて、当惑しきって暫しは言葉を失っていたが、