일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ふれんぞくさつじんじけん

不連続殺人事件

坂口 安吾

坂口 安吾의 不連続殺人事件(ふれんぞくさつじんじけん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 162,047자 · 322화면

아오조라 문고

ピカ一は頭をかいて、

「小便ぐらいに行ったかも知れねえなア。どうも全然記憶がないから」

「イヤ、絶対に扉の前から動きません」

神山東洋がキッパリ言いきった。

「なぜなら、同じ位置で怒鳴りたてている声が五秒ととぎれたことがなかったからです。それは誰よりも奥様におききしたらハッキリしやしませんか。まさか奥様は虎のホーコーを尻めに悠々と眠ってしまわれたわけはないでしょうからな」

あやかさんはその言葉を真顔でうけて、

「ええ、私は全部覚えております。十二時すぎるまで、私の扉の前で虎の叫び声がとぎれた時はありませんでしたわ。私は虎がこの山へ現れて以来、主人の寝室でねむる例にしておりましたが、昨夜に限って私の寝室へかけこみましたの。なぜなら、私の習慣で、私のお部屋では扉の鍵を扉の内側にさしこみ放しておるものですから、とっさに鍵をかけることができるという目安がついておりましたから。ですから、幸い一足ちがいで、うまく滑りこむように鍵をかけることができましたのよ。日頃の不精のおかげのようなものでしたわ」

そのとき、神山東洋がきいた。

「犯人は窓からはいったのではないですかな」