후리가나로 읽는 일본 고전
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ふれんぞくさつじんじけん
不連続殺人事件
坂口 安吾의 不連続殺人事件(ふれんぞくさつじんじけん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 162,047자 · 322화면
「デタラメ言うな! 無礼者!」
まるで躍りかかるように殺気立って叫んだが、二人の刑事が左右からその腕をかかえた。
カングリ警部はますます冷然と海老塚を見すくめて、
「下枝さんは、驚いて抵抗しました。逃れようとしました。あなたは振り放されては、飛びかかり、振りはなされては、飛びかかり、とうとう抑えつけたとき、下枝さんが悲鳴を絶叫しました。幸いに、このとき池を散歩にきたお由良婆さまが悲鳴をききつけて、釣殿をのぞきにきました。かくして、あなたの計画は破れ、下枝さんは虎口を脱することができました。いかがですか。この席には下枝さんもおりますが、それで足りなければ、お由良婆さまに来ていただきますか。あなたは、それから、狂気のように、苛々と、歌川家をとびだしましたが、その時が、十時か十時十分ごろだということです。さて、海老塚さん、それから、あなたがバスに乗るまで、この十二時四十分のバスは二十分おくれて午後一時ごろN村へつきましたが、その一時まで、どこで、何をしていましたか」
海老塚はランランたる眼光でカングリ警部を睨んでいたが、
「バカヤロー。キチガイ!」
やにわに両腕をふって、とびあがって絶叫すると、ふりむいて、部屋を出て行った。