후리가나로 읽는 일본 고전
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ふれんぞくさつじんじけん
不連続殺人事件
坂口 安吾의 不連続殺人事件(ふれんぞくさつじんじけん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 162,047자 · 322화면
ところが、醜女は恋をひけらかす性質のもので、さすが練達のあやか夫人も、わが性癖に盲いて、千草さんの特異な性質を洞察することを忘れていた。まさかにアイビキの手紙を人にひけらかして見せようなどと、夢にも思ってみなかったのです」
私にとって半信半疑の真相が、どうやら信ぜざるを得ぬものとなりつつあるようであった。然し、私にとっては今もって、あやか夫人が犯人であるとは思われず、全てが巨勢博士のイタズラで、今に突如として別の真犯人を指名するように思われてならないのであった。博士は語りつづけた。
「火葬場について読経を終って火をかけ、さて帰ろうとした時が六時六分、偽造のアイビキの文面では、午後六時半から七時ごろまで三輪神社裏で、となっております。そのとき土居画伯は色々の方法を用意せられていたでしょうが、たまたま屍体をつんできた大八車がカラのまま帰えろうとするのを認めたので、とっさにその利用をはかられ、言葉巧みに内海さんを大八車にのせ、自分もあとを押して、若衆二人と土居先生の三人びきですから猛烈な勢いで、みるみる谷径を登り、我々の視界から消え去りました。谷をのぼりつめたところで、土居先生は大八車のあと押しをやめました。