후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ふれんぞくさつじんじけん
不連続殺人事件
坂口 安吾의 不連続殺人事件(ふれんぞくさつじんじけん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 162,047자 · 322화면
犯人さがしに内輪もめをするよりも、無罪歎願書の相談でもするのが我々の偽らざる心でしょう」私がそう言うと、海老塚が、
「百鬼夜行。あたりまえだ」
そう呟いて立上った。私は彼と並んでいたから、私の耳には、その呟きがきこえた。彼が立ち上って去ろうとするから、
「海老塚さん。調べがすむまで、我々が動いちゃいけないでしょう」
「私は有閑人種じゃないです。患者がつめかけてきています。おんぶされて、未明から三里も山道を歩いたり、ね。殺人なんか。遊戯の果にすぎんです。百姓どもの命なんて虫けらに毛の生えたようなものでも、虫けらよりは貴重ですから。虫けら共の人殺されだ。さよなら。皆さん」
「気どり屋、伊達者、名医先生」ピカ一が後姿へ蛮声をあびせた。
「せっかく患者殺しに精をだすんだな。あんたの目玉の色は精神病院で見かけたぜ。気違いに脈をとらせて、山の奴らはノンキなもんだな」
駐在の巡査が駈けつけた。この南川友一郎巡査は探偵小説は愛読しているがほんものの事件にめぐり合ったのが始めてだから、全身緊張そのものにハリキッて、いと物々しく現場の扉にペッタリと封印の紙をはりつける。一同に向って現場を乱さないように心得をおごそかに申し渡して本署へ電話で連絡する。