일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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アラスカのひょうが

中谷宇吉郎紀行集 アラスカの氷河

中谷 宇吉郎

中谷 宇吉郎의 中谷宇吉郎紀行集 アラスカの氷河(アラスカのひょうが)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 122,039자 · 248화면

아오조라 문고

棟居さんは樺太の美しさを愛し、こういう土地に住む人たちに新しい文化をつくり出させ、そしてこの土地に落付かせねばならないと色々努力をされたそうである。樺太叢書などもその一つの仕事であって、いつか棟居さんから、「岩波新書で貴方の『雪』を読みましたよ。ああいう本を是非樺太でも出したいと思って樺太叢書を作りました」という話をきいた。それでこの叢書は、岩波新書と、形も印刷も体裁も、定価までも全く同じなのである。

このささやかな因縁を思いながら、私は『ツンドラ』を熱心に勉強した。半生をツンドラの研究に捧げた菅原氏のこの本は、小冊子ながら、ちゃんとした正統な知識を与えてくれた。樺太のツンドラは、シベリア奥地のツンドラなどとは少しちがって、むしろ高位泥炭土といった方がよいものであることも初めて知った。

何万年もあるいは何十万年もの太古のこの北の国の荒原を心に描いてみる。緻密な粘土の層で排水をさまたげられた痩せた土地に、冷い水がたまる。寒くて湿気の多いこの土地では、土壌は苛烈な風化作用を受けて強い酸性となり、植物の生長を阻もうとする。しかしそこにもなお生命を求めて、みずごけやすげのような可憐な植物が、湿地を蔽うて繁茂する。