일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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アラスカのひょうが

中谷宇吉郎紀行集 アラスカの氷河

中谷 宇吉郎

中谷 宇吉郎의 中谷宇吉郎紀行集 アラスカの氷河(アラスカのひょうが)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 122,039자 · 248화면

아오조라 문고

これは数式を使うので、口の方はたいへん楽であった。

クラス講義の方は何とか誤魔化せたが、問題は夜の社交的という方である。新聞では八時から九時半ということになっていたが、とても一時間半はつとまりそうもない。それで、映画を二つ見せて、それで三十分稼ぎ、話は一時間ということにした。それも狡くかまえて、初めに『雪の結晶』を見せて、大体の雰囲気の出来たところで、一時間話をして、それを「形の物理学」へもっていって、『霜の花』の映画で結ぶという計画を立てた。

この計画はうまく成功して、とにかく最後まで皆が少し勝手がちがうというような顔をして聴いていた。聴衆は百人くらいであった。うち六十人くらいがレディで、皆美しいドレスなので、演壇から見ると、花園を見ているようであった。

窮すれば通ずるという言葉があるが、そのとおりである。バークレイで電報を見て以来、やはり頭の底では考えていたものとみえて、いい案配に、寺田先生の物理学と、和辻(哲郎)さんの『風土』と、児島(喜久雄)さんの話とが、巧く頭に浮んできた。話しているうちに、それが不思議とつじつまが合った話になってくるので、というよりも自分でそういう気になったので、だんだん気楽になった。