후리가나로 읽는 일본 고전
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アラスカのひょうが
中谷宇吉郎紀行集 アラスカの氷河
中谷 宇吉郎
中谷 宇吉郎의 中谷宇吉郎紀行集 アラスカの氷河(アラスカのひょうが)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 122,039자 · 248화면
この工事区の附近はなだらかな丘陵地帯になっているので、遠くにゆるやかな丘がつづき、少し低目の草原の中に小さい湖がある。しばらく行くと小川に出る。水は驚くほど清冽で冷い。ちょっと測ってみると四度である。四度といえば、北海道の真冬の地下水の温度がちょうどそれである。その冷い透明な水の中には長い藻が一面に生えていて、それが流れに従ってゆるやかに揺れている。小川自身もこの砥のように平らな草原の中では、その行場に困ると見えて、極端な蛇行をしている。そしてその周囲はずっと広い範囲にわたって湿地になっている。この湿地に迷い込んだらどうにも動きがとれないということである。
間もなく目の前に湖が現われた。湖の水は黒みがかった濃い藍色である。周囲の丘も原も一面の茶褐色の世界に、この濃藍の水が静かに横たわっている景色にも人外の趣きがある。このような湖には生物などは何もいないように見えるが、案外魚が沢山棲んでいるそうである。鮒などは大きいのが沢山いて、冬になるとわけなく捕れるということであった。湖が岸から凍り始め、最後には一番深い処だけが凍り残されるので、鮒共はその深い処に集ってくる。