후리가나로 읽는 일본 고전
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アラスカのひょうが
中谷宇吉郎紀行集 アラスカの氷河
中谷 宇吉郎
中谷 宇吉郎의 中谷宇吉郎紀行集 アラスカの氷河(アラスカのひょうが)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 122,039자 · 248화면
今でも時々噴火をするが、浅間山や阿蘇山のように、大爆発をして、噴煙が天に冲し、数百マイルのかなたまで灰を降らすというようなことは決してない。たいてい熔岩が噴火孔の中からじりじりと湧き出してきて、それが山腹を流下するという形を採る。時には山稜の亀裂から、熔岩の噴流が数百フィートも吹きあがる場合もあるが、いわゆる爆発とはだいぶようすがちがっている。熔岩がガラスに似た成分をもち、内部に含まれているガスも少ないので、粘度が小さく、さらさらしているのである。したがって流下速度は非常に速く、一昨年の山裾での噴火の場合は、百ヤードを十秒以下で流れた例もある。オリムピックの選手でも逃げきれない速さである。
こういう熔岩の流出のくりかえしでできた山であるから、なだらかな形になるのも当然である。そしてこの噴火は現在も時々起るので、過去百年間に山頂近くから十五、六回も熔岩が流れだしている。いちばん新しい大噴火は、一九五〇年に起り、これは熔岩流が海にまで達した。一昨年のプナの噴火は、山裾の畑の中から起り、人家がだいぶ熔岩流に呑まれたので、大騒ぎになった。
マウナ・ロアは、こういう新しい熔岩の山であるから、中腹から上は全山熔岩で埋められ、まったく生物のいないところになっている。