후리가나로 읽는 일본 고전
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よしだしょういん
吉田松陰
徳富 蘇峰
徳富 蘇峰의 吉田松陰(よしだしょういん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 135,622자 · 269화면
彼は十歳の少年をも、殆んど己と同地位に取扱えり。その「群童に魁たるは則ち天下に魁たる始めなり」という一句、直ちに他の頭蓋を打ち勃々然、その手の舞い足の踏む所を知らざらしむ。彼また嘗て品川弥二郎に与うる書あり。
弥二の才、得易すからず、年、穉なりといえども、学、幼なりといえども、吾の相待つは、則ち長老に異ならざるなり。何如ぞ契濶乃ち爾るや。時勢は切迫せり、豈に内に自ら惧るるもの有るか、そもそも已に自ら立ち、吾の論において与せざること有るか。逸遊敖戯して学業を荒廃するは、則ち弥二の才、決して然らざるなり。説有らば則ち已む、説無くんば則ち来たれ。三日を過ぎて来たらざれば、弥二は吾が友に非ざるなり。去る者は追わず、吾が志、決せり。
これ則ち十五、六歳の少年に告げたるなり、その真率にして磊灑なる、直ちに肺肝を覩るが如し。その他高杉に与うるの書、久坂に与うるの書の如き、互に切磋、砥、感激、知己の意を寓するもの、一にして足らず。顧うにその弟子が、彼が骨冷なる後に至るまで、なお沸を垂れて松陰先生を説くもの、豈にその故なしと為んや。
既に義勇節慨の真骨頭たり、攘夷尊王の活題目たるを知らば、松下村塾のいわゆる教育なるものもまた知るべし。