후리가나로 읽는 일본 고전
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だらくろん(ぞくだらくろん)
堕落論・日本文化私観 他二十二篇
坂口 安吾의 堕落論・日本文化私観 他二十二篇(だらくろん(ぞくだらくろん))을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 84,198자 · 171화면
完全にねじふせるのは大変だ。万里の長城の比ではない。近代科学の精萃とマジノラインの何千万倍ぐらいのコンクリートを使用しなければならないだろう。それだけの大資本や科学陣がともなわぬうちは、運命にまかせるよりほかに仕方がないのである。中途半端なアシライよりは逃げるに如かずということが五千年の悪戦苦闘でハッキリしているのだから。
私は戦争というと黄河を思いだして仕様がない。同じぐらいの怪物だ。そして、黄河学者の名論や遺訓が大そうふさわしく役に立つ。水と地を争わず。これを戦争の場合は水を火の字に置きかえればよい。この火を防ぐのはムリであるから、さッさと逃げる。さもなければ、手をあげる。抵抗したってムダである。
人口調節の天命とみるデカダン派は将軍の思想で、東条流。人口調節は戦争よりもコンドームの方が穏当だ。けれども避妊薬を国禁しても、戦争を国禁したがらない政治家や軍人が多いから、庶民どもは助からない。東条流という奴は、将軍自体にとっては太平楽なものだ。自分自身だけは人口調節の天命によって指定された一員に数えていないのだから。MPが迎えに来て逃れぬ運命が分るまでは、人口調節に服さないツモリなのである。