후리가나로 읽는 일본 고전
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だらくろん(ぞくだらくろん)
堕落論・日本文化私観 他二十二篇
坂口 安吾의 堕落論・日本文化私観 他二十二篇(だらくろん(ぞくだらくろん))을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 84,198자 · 171화면
ドストエフスキーのように、その人物の特徴ある部分のみを誇張してそれによって全人格を彷彿たらしめようとする作家がある。反対に、人物の特徴にはなるべく触れぬようにして、微細なニュアンスで人物を描きわけてゆくモオパッサンがある。又人物の個性としてよりも人間の類型化に観点をおいて、タイプのもつ特徴だけを浮き立たせながら人物を進行させるバルザックがいる。かと思えば性格などは眼中に置かずに知性と心理解剖をもって人間性に解釈と、知性の極北に立つ詩とを見出そうとしたバンジャマン・コンスタンの如き作家もいる。
我々はドストエフスキーの作品の中で、彼自ら最も平凡で、ありふれた人物という注釈付きで登場させる数名の人を見出すことができる。成程彼等は私達の目になれた平凡人達ばかりだ。けれども同時になんと非凡であり風変りであることよ。けれども読者である我々はこの風変りな人々を全く有りふれた平凡人としてしか受け納れることができない。又事実平凡人はかように風変りでもあるのだ。寧ろ我々は平凡人の風変りに見馴れてはいたが気付かずにいて、ドストエフスキーが描くことになって歴々と無数の風変りな平凡人を身辺に認識したのかも知れない。