후리가나로 읽는 일본 고전
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だらくろん(ぞくだらくろん)
堕落論・日本文化私観 他二十二篇
坂口 安吾의 堕落論・日本文化私観 他二十二篇(だらくろん(ぞくだらくろん))을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 84,198자 · 171화면
即ち彼の世界聯邦論の根柢である。
その一週間ほど前の朝日新聞には志賀直哉の特攻隊員を再教育せよという一文が載っていた。死をみること帰するが如く教えられ、基地に於て酒と女と死ぬことと三つだけを習得した特攻隊員が終戦後野放しになり、この生きにくい時節に死をみること帰するが如く暴れられては困るから、彼らを集めて再教育せよという議論である。彼は世人に文学の神様などと称せられているのであるが、このピントの狂った心配に呆気にとられたのは私一人ではなかったであろう。
死を見ること帰するが如しなどと看板を掲げて教育を施して易々と註文通りの人間が造れるものなら、第一に日本は負けていない。かかる教育の結果生れた人格の代表が東条であり真崎であり、軍人精神の内容の惨めさは敗戦日本に暴露せられたカラクリのうちで最も悲痛なる真実ではないか。日本上空の敵機は全部体当りして一機も生還せしめないと豪語した結果の惨状は御覧の如くであり、飛行機のことは俺にまかせて国民などは引込んでおれと怒鳴り立てた遠藤という中将が、撃墜せられたB29搭乗員の慰霊の会を発起して物笑いを招いているなど、職業軍人のだらしなさは敗戦日本の肺腑を抉る悲惨事である。