일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だらくろん(ぞくだらくろん)

堕落論・日本文化私観 他二十二篇

坂口 安吾

坂口 安吾의 堕落論・日本文化私観 他二十二篇(だらくろん(ぞくだらくろん))을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 84,198자 · 171화면

아오조라 문고

軍人精神には文化の根柢がないから、崩れると惨めである。浮足立って逃げ始めると大将も足軽も人格の区別がなくなり一様に精神的に匪賊化して教養の欠如を暴露する。死生の覚悟などというものは常に白刃の下にある武芸者だの軍人などには却って縁の遠いもので、文化的教養の高いところに自ら結実する。問題は文化、教養の高低であって、特攻隊員の死をみること帰するが如しなどという教育などは取るに足らない。

「文芸」九・十月号に志賀直哉は原子爆弾の残虐さに就て憤りをもらしているが、この人道ぶりも低俗きわまるものである。原子爆弾を一足先に発明した国にこの戦争の軍配が上るであろうことは戦時国民の常識であって、その期待を恃みしていた国民にとって、十万円の研究費すら投じなかったという軍部の低脳ぶりは国民を驚倒せしめたものである。憤るべきはこの軍人の低脳ぶりだ。残虐なのは戦争自体であって、原子爆弾には限らない。戦争と切り離して原子爆弾一つの残虐性を云々するのが不思議な話ではないか。志賀直哉の人道だの人間愛というものはこの程度のものであり、貴族院議員が貴族院の議席から日本を眺めているのと全く同じものである。