후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠1
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠1(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,314자 · 398화면
暗殺が流行る、おたがいにめぼしい奴を切り倒して勢力を殺ぐ、京都の町には生首がごろごろ転がっている。新たに守護職を承った会津中将の苦心というものは一通りでない。病躯を起して、この内憂外患の時節に、一方には倒れかけた幕府の威信を保ち、一方には諸国の頑強な溢れ者を処分してゆく、悪まれ役は会津が一身に引受けたのであります。
会津侯の手に属して、これら勤王の志士、多くは西国諸藩の武士に当るべく、かの新徴組が江戸を発したのが文久三年二月八日でありました。
徳川は、全く下り坂で、旗本も腰が抜けてしまった、関東の武士も今は怖るるところはない、ただ新徴組の一手と――それに東北の質樸な国侍に歯ごたえがある。
その新徴組の中で、最も怖れらるる近藤勇、土方歳三らは、もと徳川の譜代でもなんでもない。六十余州の兵に当ると昔から謳われた東国純粋の風土の鍛錬を生れながらに受けたのみで、持って生れた剛胆の気象と、学び得た剣道の精妙が、成敗をよそに見て、志士の仮面をかぶった無頼漢退治に当ろうというのであります。
おりから関東武士の面目というものは、旗本の間にはなく、譜代大名の中にもなく、辛うじて彼ら田舎武士の間に残って、そして潮の湧くような意気組みの西国武士に当ることになったのです。