일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠1

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠1(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,314자 · 398화면

아오조라 문고

太夫の顔色、万事祇園に劣れり」

とは、天保の馬琴が記したものにある。

ましてや、それよりまた小一世紀を隔つる大正の今の時、問題の土塀もくずれ果てて跡方もなく、小店には、日々に空家が殖えて、大店は日に日に腐ったまま立ち枯れて、人の住まなくなった楼の塗格子や、褪め果てた水色の暖簾に染め出された大きな定紋が垢づいてダラリと下った風情を見ると、「嵯峨や御室」で馴染の「わたしゃ都の島原できさらぎという傾城でござんすわいな」の名文句から思い出の優婉な想像が全く破れる。涙ながらに「日本色里の総本家」という昔の誇りを弔うて、「中の町」「中堂寺」「太夫町」「揚屋町」「下の町」など、一通りその隅々まで見て歩くのはまだ優しい人で、「ナンダつまらない」その名前倒れを露出にしながら、とにかくここで第一の旧家といわれる角屋の前に足をとどめてみても、御多分に洩れぬ古くて汚ない構えである。侮り切っていきなり玄関から応接を頼むと、東京では成島柳北時代に現われた柳橋の年増芸者のようなのが出て来て、「御紹介のないお客さまは」と、極めてしとやかに御辞退を申し上げる。

これは、物に慣れない遊子に対する特殊の待遇ではなく、もし血気に逸る半可通が新式の自動車を駆り催して正面から乗りつけて行っても、「御紹介のないお客様は」