후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠1
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠1(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,314자 · 398화면
第一を「御簾の間」と言い、第二が「奥御簾の間」、第三が「扇の間」で、畳数二十一畳、天井には四十四枚の扇の絵を散らし、六面の襖の四つは加茂の葵祭を描いた土佐絵。第四「馬の間」の襖は応挙、第五「孔雀の間」は半峰、第六「八景の間」は島原八景、第七「桜の間」は狩野常信の筆、第八「囲の間」には几董の句がある。第九「青貝の間」は十七畳、第十「檜垣の間」は檜垣の襖、第十一「緞子の間」は緞子を張りつめる。第十二「松の間」は、十六畳と二十四畳、三方正面の布袋があって、吊天井で柱がない、岸駒の大幅がある。
なお委しく聞いてみると、間毎間毎にもいちいち由緒と歴史とがあって、やれ「青貝の間」は螺鈿でござるの、「檜垣の間」はこれこれの故事で候の、西郷さんのお遊びの部屋は、いつもこの「松の間」の話の洩れないところにきめてあったの、西郷さんのお相手は小太夫といって、月照さんと一緒に遊びに来られて、その相方は花桐太夫であったなど、和尚もなかなか罪を造ったものだなと思わせる話までも聞かせてくれる。
日本の遊女町というものを、社会史上の一つの現象と見て、この後とうてい復活の望みのない日本色里の総本家の名残りのために、この島原の如きも、物好きな国粋(?)保存家が出て、右の角屋、或いは輪違その他の一部の如きに相当の方法を講じておかないと、やがて