일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠1

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠1(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,314자 · 398화면

아오조라 문고

「これは近ごろ面白い」

竜之助は冷やかな微笑を浮べて、

「富士浅間流の本家、中村一心斎殿とあらば相手にとって不足はあるまい、いざ一太刀の御教導を願う」

「心得たり、年は老いたれど高慢を挫く太刀筋は衰え申さぬ」

武芸者気質で、一心斎は竜之助の剛情が赫と癪に触ったものですから、自身立合おうという。飛んだ物言になったが、事は面白くなった。ほんとに立合がはじまったらそれこそ儲けものと、一同は手に汗を握っていると、

「机氏、机氏、控えさっしゃれ」

たまり兼ねて言葉をかけたのは甲源一刀流の本家、逸見利恭です。

十四

逸見利恭は甲源一刀流の家元で、机竜之助ももとこの人を師として剣道を学んだものでありますから、師弟の浅からぬ縁があるのです。

そもそも一刀流の本源をたずぬれば、その開祖は伊豆の人、伊藤一刀斎景久で、その衣鉢を受けたのが神子上典膳忠明(小野治郎左衛門)です。この人、柳生と相並んで、徳川将軍の師範をつとめたほどの名人で、その子小野治郎左衛門忠常が小野派一刀流、伊藤典膳忠也が忠也派一刀流を打出し、ことに忠也が父忠明より開祖一刀斎の姓と瓶割刀とを許される。