후리가나로 읽는 일본 고전
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ことうのおに
孤島の鬼
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 孤島の鬼(ことうのおに)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 181,795자 · 359화면
僕はもう早く一思いに死んでしまいたい」
「何を弱いことを云っているんだ。何でもないんだよ。暗闇が、人間を臆病にするんだ。しっかりし給え。生きられる丈け生きるんだ」
そして、遂に私達は水に身体を浮かして、軽く立泳ぎをしながら呼吸を続けねばならなかった。
その内に手足が疲れて来るだろう。夏とは云え地底の寒さに、身体が凍えて来るだろう。そうでなくても、この水が天井まで一杯になったら、どうするのだ。私達は水ばかりで生きられる魚類ではないのだ。愚かにも私はそんな風に考えて、いくら絶望するなと云われても、絶望しない訳には行かなんだ。
「蓑浦君、蓑浦君」
諸戸に手を強く引かれて、ハッと気がつくと、私はいつか夢見心地に、水中にもぐっているのであった。
「こんなことを繰返している内に、だんだん意識がぼんやりして、そのまま死んでしまうのに違いない。ナアンだ。死ぬなんて存外呑気な楽なことだな」
私はウツラウツラと、寝入ばなの様な気持で、そんなことを考えていた。
それから、どの位時間がたったか、非常に長い様でもあり、又一瞬間の様にも思われるのだが諸戸の狂気の様な叫声に私はふと目を醒した。