일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ことうのおに

孤島の鬼

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 孤島の鬼(ことうのおに)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 181,795자 · 359화면

아오조라 문고

初代の死体の枕元に、銀紙が散らばっていたというのだから、彼女は昨夜、寝ながら、その幾つかをたべたものに相違ない。人を殺した賊が、危急な場合、何の余裕があって、又何の物好きから、そんな下らない、お金にして一円足らずのお菓子などを、持って行ったのであろうか。母親の思い違いではないか、どっかにしまい込んであるのではないかと、色々検べて見たが、その綺麗な罐は何処からも出て来なかった。だが、チョコレートの罐位は、なくなろうとどうしようと、大した問題ではなかった。この殺人事件の不思議さは、もっともっと外の部分にあったのである。

一体、この賊はどこから忍入り、どこから逃出したのであろう。先ず、この家には普通に人の出入する箇所が三つあった。第一は表の格子戸、第二は裏の二枚障子になった勝手口、第三は初代の部屋の縁側である。その外は壁と厳重にとりつけた格子窓ばかりだ。この三つの出入口は、前夜充分に戸締りがしてあった。縁側の戸にも一枚一枚クルルがついていて、中途からはずすことは出来ない。つまり泥棒は普通の出入口から入ることは絶対に不可能だったのである。それは母親の証言ばかりでなく、最初叫声を聞きつけて現場に入った、近隣の五六人の人達が、充分認めていた、と云うのは、その朝彼等が初代の家に這入ろうとして、戸を叩いた時、已に読者に