일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ことうのおに

孤島の鬼

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 孤島の鬼(ことうのおに)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 181,795자 · 359화면

아오조라 문고

私の方では何かと話しかけるのだけれど、深山木が考え込んでいて、取合ってくれぬのだ。でもたった一言、彼が妙なことを云ったのを覚えている。これは後々にも関係のある大切な事柄だから、ここに再現して置くと、

「犯罪がね、巧妙になればなる程、それは上手な手品に似て来るものだよ。手品師はね、密閉した箱の蓋を開ないで、中の品物を取出す術を心得ている。ね、分るだろう。だが、それには種があるんだ。御見物様方には、全く不可能に見えることが、彼には何の造作もありはしないのだ。今度の事件が丁度密閉された手品の箱だよ。実際見た上でないと分らぬけれど、警察の人達は、大事な手品の種を見落しているに相違ない。その種が仮令目の前に曝されていても、思考の方向が固定してしまうと、とんと気のつかぬものだ。手品の種なんて、大抵見物の目の前に曝されているんだよ。多分それはね、出入口という感じが少しもしない箇所なのだ。それでいて考え方を換えると非常に大きな出入口なんだよ。まるで開っぱなし見たいなもんだ。錠がかからねば、釘を抜いたり、破壊したりする必要もない。そういう箇所は開け放しのくせに誰もしまりなんてしないからね。