일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

たいらのまさかど

平の将門

吉川 英治

吉川 英治의 平の将門(たいらのまさかど)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 232,193자 · 463화면

아오조라 문고

麓からすこし山へ食い入った高所に構え、屈折した石段の山に、さながら大寺院のような門が、自然の老杉や松を美しく冠っていた。

馬は、麓で降り、梨丸も、下に待たせておいて、ただ一人で、門をはいった。大玄関を見まわしていると、横の家人小屋から、武士が出て来た。初めは、つまみ出しそうな権まくだったが、彼が、毅然として、小次郎将門だと告げると、さすがに気押された気味で、ことばも改めだした。

取次ぎに去ったまま、家人は、なかなか出て来ない。夕ぐれ近い陽が、針葉樹を虹のように透いて、もう裏の山ふかい所では、蜩が啼いていた。どこかに、ふと、水のせせらぎも聞え、将門は、喉の渇きを覚え出した。

「遅いなあ。何をしているのだろう?」

取次にかくれた家人は、主が、いるともいわず、いないともいわなかった。ここにも、昨日の毛野川原の事が、聞えているものとみえる。とすると、ある覚悟はしていなければならない。叔父の館へ来て、危険を猜疑する気もちに努めるのは、将門の性格には、骨の折れることだった。けれど野霜の武具師も、それとなく、注意を与えてくれていた。――何せい、あなたは、まだお若いでなあ、といかにも心もとないように、しげしげと自分を見てつぶやいたことだった。