후리가나로 읽는 일본 고전
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たいらのまさかど
平の将門
吉川 英治
吉川 英治의 平の将門(たいらのまさかど)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 232,193자 · 463화면
貞盛は、眼をそらした。眉間に、彼らしい神経を青白く漂わせて、廂ごしに、十一月の空を見ていた。
維茂と為憲との父子の間に、ちょっと感情のもつれが露骨になりかけた。父の文治主義と息子の覇力主義との食いちがいが、はしなくも表面に出たのである。
「まあ、御父子でありながらの議論はおやめなさい。そんな場合ではないでしょう」
定遠がいったのはもっともである。たしかにそんな事態ではない。そして定遠もまた、急に座を立っていい出した。
「明朝と思っていたが、私もこれから直ちに宿を立ちます。――貞盛どのには、都でお会いする折もあろうが、御父子には、いつまたお会い出来るやら分らぬ。……どうぞ御機嫌よう。……私に構わず、どうか国庁の方へ、すぐお駈けつけ下さい。一刻も早く、どうぞ」
途上の難
半日のまに、国庁は、城塞のように固められた。
常陸の行方、河内、那珂郡などの諸方からも、なお続々、国境の変を聞いて、国府の官衙や官倉を守るべく、兵馬が駈けつけているとも聞えた。
一時、騒然と紊れ噪いだ住民も、やっと落着いた。国司藤原維茂以下、すべてが甲冑に身をかためて、
「いざ来たれ。ひと泡吹かしてくれん」