후리가나로 읽는 일본 고전
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たいらのまさかど
平の将門
吉川 英治
吉川 英治의 平の将門(たいらのまさかど)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 232,193자 · 463화면
「仰せまでもなく、都へは、幾たびも早馬をのぼせております。……が、いつの場合でも、こんなとき、征夷大将軍が任命されて、兵が下って来るまでには、数ヵ月を要しまするので」
「はははは。堂上の公卿集議と来ては、戦も花見も、同じものにしておるからの」
「いや、このたびだけは朝廷でも、天下の大事と、いたく驚きもし、諸令を急いでもおるのです。しかし、何せい時を同じゅうして、またぞろ、伊予の純友が、内海に乱を起したため、都は、海陸からの腹背の恐れに会い、まったく、狼狽の状にあるものらしく思われます――」と、貞盛は、自分の苦境はいわず、ただ中央のそればかりを説いて、「――すでに、御当家へも、いくたびとなく、官符の御催促は来ているはずですが、正義のため、また朝廷の御為に、枉げて御出馬くださいませ。貞盛はその為、敵地を脱して、これまで、お迎えに参りました。もし、おききいれなき時は、将門の威力は、坂東八州を併呑し、やがてこの地方はいうもおろか、甲、信、駿、遠の地まで、威を振って来ることは間違いありませぬ」
と、畢生の弁をふるって、秀郷を説いた。
秀郷起つ
「うム……。むむ……。