후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しん・へいけものがたり
新・平家物語
吉川 英治
吉川 英治의 新・平家物語(しん・へいけものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 123,012자 · 245화면
待賢門院ノ仰セヲ奉ジ、国母皇后ノ宮
(美福門院)ヲ咒咀シ奉ルノ罪ニ依ルナリ。
太政官執行
盛行も、妻の嶋子も、もう白髪の多い老人であり、夫婦して、女院の下に、長く仕えていた家職の者であった。
西行も、前から、ふたりをよく知っていたので、変りはてた夫妻の姿に、思わず、声を発して、悲しんだ。――とたんに、道の両側からわらわらと、裸馬のそばへと、馳け寄って行く者が見えたので、西行も、われを忘れて、その人びととともに、
『散位どの。……盛行どのっ……。お名残り惜しいことではある。おからだを、大事に召されよ』
と、叫びながら、なにか、歌反古の一つでも、餞別けしたいものと、つい、馬について、数十歩、あるいた。
すると、割り竹を持った“恐らしき人びと”が、たちまち、それを振りかぶって、馳けよりざま、
『この、凡下めら、また寄るか』
と、撲りまわった。
西行は、そんな者の竹に、たやすく打たれるような者ではなかったが、意外なできごとの驚きと、多少、気もちに乱れもあったせいか、雪にすべって、騎馬役人のひづめの先に、あっと、よろめいたまま、後のことを、知らなかった。
……ふと、気がついた時は、身は、路傍の雪泥の中につっぷしており、あたりには、人も馬も見えなかった。