일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しん・へいけものがたり

新・平家物語

吉川 英治

吉川 英治의 新・平家物語(しん・へいけものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 123,012자 · 245화면

아오조라 문고

何と意見してみても、ふたたび今出川へは、帰ろうといい出さない。

(四人もの、子をのこして)と、母性を衝いても、泰子には、さしたる愛着のもだえもないし、

(そもじとて、もう三十八という年では、いかに、美しかろうとて、そう、他家へ再縁も、なるまいに……)

と、暗に、かの女の自信を、諷してみても、耳をかす容子はない。

それどころか、かの女は、ここは、自分の里親の家と、まったく、生涯を寄せきっているふうで、いい部屋をいくつも占め、朝ぶろ、寝化粧、何不自由ない貴婦人生活を、それこそ、理想どおり振る舞っているのである。

勝手に、牛車はつかうし、召使はこき使う。夜は夜で、いずこの男か、忍んで来る様子も、あるとか無いとか――雑色部屋では、ヘイライどもにもうわさのたねになっている。

意見の程度を越えて、もし家成が、不平でもいおうものなら、かの女はたちまち色をなして、かえって、家成をやり込めてしまうのである。かつて、白河上皇の寵幸をうけた身であるという誇りが、かの女の心の骨格になっているらしい。すぐ、白河の御名を口に出す。そして女王の前の臣下のごとく、完膚なきまでに、家成ごときは、いい伏せてしまう。