후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 192,758자 · 383화면
しかし、二十五歳の若い一部将からそんな注意をうけたということが、鯉の胆でも噛みつぶしたように、勝家の内省の中にいつまでも苦いものが消しきれないでいるらしいのである。
ここにはなお、勝助の弟、勝兵衛もいた。兄が二十五、弟が二十一。勝家としては、柴田家にとっては功労のある毛受茂左衛門の息子たちなので、左右において重用もし目にもかけていたが、弟の勝兵衛の方はともかく、兄の勝助家照の方はどうも余り好きでなかった。――というのは、時々、今のような直言をするからである。
鬼柴田とか、瓶破柴田とか、彼自身の上に、若い頃からの剛勇の誉れが高かったせいか、その剛胆無双をもってみずからもゆるす風が常々の起居にもあって、ともかく勝家の日常には、粗暴というか、倨傲というか、不行儀をもってむしろ矜るようなところがあった。慎みという念が乏しく、僻地の陣中でも食いたいと思うときは「食いたい」といい、飲みたいときには「飲みたい」といい、痒いときには「痒いから掻け」と、誰にでもその皮膚病をこすらせる如くにである。
(大殿はまことに飾り気がなくてよい。今日のような御大身になられても、御若年の当時とお変りなく、われらを窮屈がらせぬようにお扱い下さる)