일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しんしょたいこうき

新書太閤記

吉川 英治

吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 192,758자 · 383화면

아오조라 문고

しかし暗黙裡に、やがて近く城中に大評議がひらかれるという予定は、誰にもわかっていた。議題の内容も周知であった。ただ日取や時刻などの公的な通状がまだ達しられていないにすぎない。――で、三法師君への伺候をすませても、諸侯中、帰国する者とてない。各※(二の字点、1-2-22)多くの軍兵を擁し、城下の宿所に待機していた。

真夏の暑気に加えて、狭い城下町に、何倍もの人口が一時に入ったので、その混雑や喧騒はひととおりでない。厩の馬が町中へあばれ出したとか、御小人同士の喧嘩沙汰やら、頻々たる小火騒ぎやら、無聊を感じるひまもない。

月の末近くには、神戸信孝、北畠信雄の一門もそろい、以下、柴田勝家、羽柴秀吉、丹羽長秀、細川藤孝、池田信輝、筒井順慶、蒲生氏郷、蜂屋頼隆など、あらかた到着していた。

ひとり滝川一益が、まだ見えていない。それについて、

「信長公御在世中は、一にも滝川二にも滝川と、御重用をうけて、関東管領の重職をもさずけられておりながら、今次の凶変に、こう馳せつけに遅るるとは何事だ。さてもぶざまな漢よな」

と、巷の悪評は、かなり露骨であった。

「自体、あの仁は、経略家肌で、忠義一徹ではない。