후리가나로 읽는 일본 고전
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たわらとうだ
日本の英雄伝説
楠山 正雄
楠山 正雄의 日本の英雄伝説(たわらとうだ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 40,666자 · 84화면
」
こうおさとしになりますと、みんな涙をこぼして、太子とごいっしょに仏さまをおがみました。けれど中でわがままな、がんこな人たちがどうしても太子のお諭しに従おうとしないで、お寺を焼いたり、仏像をこわしたり、坊さんや尼さんをぶちたたいてひどいめにあわせたり、いろいろな乱暴をはたらきました。太子はその人たちのすることを見て、深いため息をおつきになりながら、
「しかたがない、悪魔を滅ぼす剣をつかう時が来た。」
とおっしゃって、弓矢と太刀をお取りになり、身方の軍勢のまっ先に立って勇ましく戦って、仏さまの敵を残らず攻め滅ぼしておしまいになりました。
こうしてこの太子のお力で、いろいろの邪魔を払って、仏さまのお教えがずんずんひろまるようになりました。摂津の大阪にある四天王寺、大和の奈良に近い法隆寺などは、みな太子のお建てになった古い古いお寺でございます。
三
太子のお徳がだんだん高くなるにつれて、いろいろ不思議な事がありました。ある時甲斐の国から四足の白い、真っ黒な小馬を一匹朝廷に献上いたしました。太子はこの馬を御覧になると、たいそうお喜びになって、
「この馬に乗って国中を一めぐりして来よう。