후리가나로 읽는 일본 고전
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たわらとうだ
日本の英雄伝説
楠山 正雄
楠山 正雄의 日本の英雄伝説(たわらとうだ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 40,666자 · 84화면
常磐は牛若を懐に入れて、乙若の手をひいて、雪の中を歩いて行きました。今若はそのあとからついて行きました。
さんざん難儀をして、清盛のいる京都の六波羅のやしきに着くと、常磐は、
「おたずねになっている常磐でございます。三人の子供をつれて出ました。わたくしは殺されてもようございますから、母の命をお助け下さいまし。子供たちもこの通り小さなものばかりでございますから、命だけはどうぞお助け下さいまし。」
と申しました。
親子のいたいたしい様子を見ると、さすがの清盛も気の毒に思って、その願いを聞きとどけてやりました。
それで今若と乙若とは命だけは助かって、お寺へやられました。牛若はまだお乳を飲んでいるので、おかあさんのそばにいることを許されましたが、これも七つになると鞍馬山のお寺へやられました。
そのうち牛若はだんだん物がわかって来ました。おとうさんが平家のために滅ぼされたことを人から聞いて、くやしがって泣きました。
「毎日お経なんかよんで、坊さんになってもしかたがない。おれは剣術をけいこして、えらい大将になるのだ。そして平家を滅ぼして、おとうさまのかたきを討つのだ。