일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あねがわのかっせん

日本合戦譚

菊池 寛

菊池 寛의 日本合戦譚(あねがわのかっせん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 154,771자 · 313화면

아오조라 문고

しかるに秀吉の反対は、一座を動揺せしめたが、秀吉の云い分にも、正当な理由がある。『太閤記』などには、信忠―秀吉、勝家―信孝の間には、往年男色的関係があったなどとあるが、それが嘘にしても、常からそういう組合せで仲がよかったのだろう。勝家を支持するもの、秀吉を是とする者、各々主張して譲らず、果しなく見えた。勝家の苦り切るのは当然である。秀吉この有様を見て、中座して別室に退き、香を薫じ、茶をたてて心静かに、形勢を観望した。しかし間もなく、勝家に次ぐ名望家、丹羽長秀の言葉が紛糾の一座を決定に導いた。長秀曰く、子を立てるとしたら此場合、信雄信孝両公の孰れを推すかは頗る問題となるから、それより秀吉の言の如く、嫡孫の三法師殿を立てるのが一番大義名分に応って居るように思われる。其上、今度主君の仇を討った功労者は、秀吉である、只今の場合、先ず聴くべきは先君の敵を打った功労の者の言ではあるまいか、と。――戦国の習い、百の弁舌より一つの武功である。議すでに決し、柴田、丹羽、池田、羽柴の四将は、各々役人を京に置き、天下の事を処断する事となった。この清洲会議の席上で、勝家が、秀吉を刺さんことを勧めたと云う話や、秀吉発言の際、勝家声を荒らげて、己れの意に逆うことを責め、幼君を立てて天下を窺う所存かと罵り、更に信雄等が奥へ引退いた後