일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あねがわのかっせん

日本合戦譚

菊池 寛

菊池 寛의 日本合戦譚(あねがわのかっせん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 154,771자 · 313화면

아오조라 문고

。たしかに十二万石を呉れると云う誓紙まで要求して居る位である。一度柴田方を裏切って、秀吉につき、今度は秀吉を裏切って柴田についた。現代の政治家のある者のように節操がない。これでは妻子が秀吉のために磔にされたのも仕方がないだろう。

佐久間盛政は投降した山路将監を呼んで、攻撃の方法を尋ねた。将監の答えるに、「何れの要害も堅固であるから、容易には落ちまい。ただ、中川瀬兵衛守る処の大岩山は、急拵えで、壁など乾き切らない程である。此処を不意に襲うならば、破れない事はあるまい」と。盛政喜んで勝家の許に至り、襲撃せんことを乞うた。秀吉の智略を知り抜いて居る勝家は、敵地深く突入する盛政の策を喜ばない。盛政は腹を立てて、今一挙にして襲わなければ何時になって勝つ時があろうと、云うので、勝家止むなく許した。しかし、くり返しくり返し勝に乗ずることなく、勝たば早急に引取るようにと戒めた。勝気満々たる盛政のことだから、勝家の許しが出たら、もう嬉しくて、忠言など耳にも入らない。大岩山襲撃の策が決ると、四月十九日夜盛政を始めとして、弟勝政、徳山五兵衛尉、不破彦三、山路将監、宿屋七左衛門、拝郷五左衛門以下八千騎、隊伍粛々として、余呉の湖に沿うて進んだ。