후리가나로 읽는 일본 고전
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あねがわのかっせん
日本合戦譚
菊池 寛
菊池 寛의 日本合戦譚(あねがわのかっせん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 154,771자 · 313화면
これなどは、彼の育ちのよいお坊っちゃんらしさが、よく現れて居て、そんなにむきになって批難するにはあたらないと思う。
所詮彼は一箇の文化人である。近世に於ける趣味生活のよき紹介者であり、学芸の優れた保護者である。義満以来の足利氏の芸術的素質を、最もよく相続して居る。天下既に乱れ身辺に内戚の憂多い彼が、纔に逃避した境地がその風流である。特に晩年の放縦と驕奢には、政治家として落第であった彼の、ニヒリズムが暗澹たる影を投げて居る。
故に表面的な驕奢と秕政の故に、義政を以て応仁の乱の責任者であると断ずるは、あたらない。彼は寧ろ生る可き時を誤った人間である。借金棒引きを迫って、一揆の頻発した時代だ。天下既に大変革を待って居たのである。
徳政は元来仁政に発する一種の社会政策である。即ち貝を吹き鐘を敲いて、徳政の令一度発せられるや、貸借はその瞬間に消滅するのであった。
増大する窮民はその一揆の口実に徳政を称え、亦奢侈の結果負債に窮した幕吏も、此の点に於て相応じたのである。義政の時代には、十三度も徳政令を出して居る。
「九月二十一日、就中土一揆乱二入京中一。而土蔵其他家々に令乱入、雑物取る。