일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あねがわのかっせん

日本合戦譚

菊池 寛

菊池 寛의 日本合戦譚(あねがわのかっせん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 154,771자 · 313화면

아오조라 문고

やったに過ぎないかも知れないが、信玄は深謀にして精強、謙信は尖鋭にして果断、実にいい取組みで、拳闘で云えば、体重の相違もなく、両方とも鍛練された武器を持っていたわけであるからこの川中島の合戦も引分けになったのは、当然かも知れないのである。

附記

(一)上杉謙信が、入道して謙信と称したのは二十歳頃からである。

(二)太田資正は道灌の孫で三楽と号した。智謀あり、秀吉、家康に向って嗟嘆して曰く、「今茲に二つの不思議あり、君知れりや」と。家康曰く「一つは三楽ならん、二つは分らず」と。秀吉曰く、「我匹夫より起りて、天下に主たると、三楽が智ありて一国をも保つ能わざるとこれ二つの不思議なり」と。また秀吉三楽に向って曰く、「御身は智仁勇の三徳ある、良将なり、されど小身なり、我一徳もなし、しかし天下を取るが得手なり」と。大小の戦い七十九度、一番槍二十三度、智は天下に鳴っている名将だったが、出世運の悪かった男である。

(三)謙信が幾太刀も斬りつけながら信玄を打ち洩したのはダラシがないようだが、馬上の太刀打で間遠でどうにもならなかったらしい。後で「あのとき槍を持っていたならば、決して打ち洩すまじきに」