후리가나로 읽는 일본 고전
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ウニデスちょうりゅうのかなた
橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇
橘 外男
橘 外男의 橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇(ウニデスちょうりゅうのかなた)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 247,361자 · 483화면
一度は太子もそこに薙ぎ倒されたが、二度目に躍り蒐ってきた駐在官はその瞬間太子の引き離された拳銃のために、一発の下に、その場を去らず射殺されてしまったということであった。
「私はその頃ちょうどボンベイ大学を卒業したばかりのころで、太子図書館ノートの整理をしていましたが、この騒ぎを聞いて王宮前の広場へ駆け付けました時には、駐在官の屍体がちょうど白布に掩われて担ぎ出されようとする時でした。太子殿下や王女殿下の御身の上に間違いはなかったかと広場前に佇んでいましたが、急を聞いて、同じ心の市民は続々と広場に集ってきました。口々にナリン太子殿下の万歳を唱え始めましたが、やがて太子殿下は露台へ姿をお現しになって私共に向って御会釈をなさいました。右手に繃帯をしていられましたようですが、ふだんと何の変った御様子もあらせられず穏やかに微笑んでいらっしゃるのを見ました時には私共国民は、感激のあまり、まったく嬉し涙が零れ落ちました。そして私たちが安心して帰り掛けていますと、どうでしょう英国の兵隊が――各王国に英国は必ず屯管区を設けて、英兵と印度兵とを混入して拵えた帝国貢進兵というものを駐屯させておきましたが、その駐屯兵を繰り出してきて王宮をぐるっと包囲させたのです。