후리가나로 읽는 일본 고전
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ウニデスちょうりゅうのかなた
橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇
橘 外男
橘 外男의 橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇(ウニデスちょうりゅうのかなた)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 247,361자 · 483화면
「どうしても私には飲み込めん!」と私はつくづく当惑した。「一体そのキャゼリン何とかいう人は何なのです? 太子とどういう関係のある御婦人なのですか?」
「おやッ!」とカ氏が吃驚した。
「Heavens! あなたはMISS・キャゼリンを御存知なかったのですか?」と私よりもカ氏の方がもっと吃驚した。
「Tut! Tut! Tut!」と続けざまに舌打ちしながら、「あなたは御承知とばかり思っていたものですから!」もう一度大きく苦笑して何のことやらちんぷんかんぷん私には飲み込めぬその婦人のことを改めて説明してくれたのであったが、カ氏から聞くと同時に吃驚して思わず私も眼を瞠らざるを得なかった。すなわち読者諸君はこの物語の初めの方に遡って、これも私が万平ホテルに初めてナリン太子を訪問した時に何か太子と深い交渉のあるらしい美装の一貴婦人に怪訝な思いを懐いたことを記憶しておいでであろうか。
MISS・キャゼリンはすなわちその時にジャヴェリと応接間で話をしていたあの美装の貴婦人なのであった。しかもどこかで私が聞いたことのある名前だと思ったのも道理! このキャゼリン・ジャルディン嬢こそが、三年以前当時十六歳の少年であったナリン太子のために王宮内で射殺せられたヴィルプール駐の無礼な英国の駐在武官サー・ロバートソン・ジャルディン卿のたった