후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
いきふどう
橘外男ワンダーランド 怪談・怪奇篇
橘 外男
橘 外男의 橘外男ワンダーランド 怪談・怪奇篇(いきふどう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 198,400자 · 387화면
左近将監の最期
そしてにげまどう女たちにおどりかかって、屋敷のうちいちめんを血の海と化し、死人の山をきずいたあげく、左近将監をあざけるようにお八重とお稲の死骸までもくわえてきて、ほうりこんだものにちがいありません。
しかもいまや屋敷のうちはシーンとしずまりかえって、どこに怪猫のひそんでいるけはいもなく歯ぎしりすればとて、怒ればとて、もはや一切合切あとのまつりです。
「……ム、ウム……ム、ウム」
と、ふかい吐息をもらして台所の土間に腰をおろしたまま、もはやおきあがる気力もなく、左近将監は刀を杖に、じーっとさしうつむいておりました。血刀ぬいて土足のままかけこんできた気力ももうまったく失せきって、もはや顔をあげる力もありません。
左近将監の最期
なんとふしぎなことでしょう。
ややあってうなだれていた顔をムックリとあげた左近将監は、けげんそうな面持をして、キョロキョロとあたりをふしぎそうに見まわしているではありませんか。
急に夢からさめたように、そして眠りからでも起きあがったかのように、しかも、その顔をごらんなさい、もはやまったく形相がかわりきっているのです。目がキリキリとつりあがって、おそろしく血ばしっています。