일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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まきのとみたろうじじょでん

牧野富太郎自叙伝

牧野 富太郎

牧野 富太郎의 牧野富太郎自叙伝(まきのとみたろうじじょでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 94,045자 · 185화면

아오조라 문고

神戸から京都迄は汽車があったので京都へ出、京都から歩いて大津・水口・土山を経、鈴鹿峠へ出、四日市に出て横浜行の汽船に乗った。

その間慣れない様々な植物を見た。茶筒に入れて国へ送り植えて貰った。「しらがし」などは極めて珍しかった。「あぶらちゃん」の花の咲いた枝をとり、東京まで持って行った。

四日市から乗った汽船は遠州灘を通って横浜へ行くのであるが、外輪船であった。船の名は和歌浦丸と呼んだ。横浜迄三等船室にごろごろしていた。横浜から汽車で東京に着いた。神田の猿楽町に郷里の人がいたので訪ね、下宿を世話して貰い、同じ猿楽町に泊ることになった。下宿の窓から朝、富士の秀峰を見て感嘆したりした。

東京滞在中は勧業博覧会を見たり、本屋で本を買ったり、機械屋で顕微鏡を買ったりした。山下町の博物局(今の帝国ホテルの辺)へも行った。田中芳男という人にはじめて会った。博物局では小野職愨・小森頼信という植物関係の人に会い、植物園を見せて貰ったりした。ここで珍しい植物のある植木屋を教えて貰い、そこに行って、色々な植物を買った。

東京へ来た序でに日光へも行った。千住大橋から日光街道を徒歩または人力車で行くのだが、途中宇都宮に一泊した。