후리가나로 읽는 일본 고전
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まきのとみたろうじじょでん
牧野富太郎自叙伝
牧野 富太郎
牧野 富太郎의 牧野富太郎自叙伝(まきのとみたろうじじょでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 94,045자 · 185화면
これにはどうしても改訓の漢和字典が必要です。誤りとも知らずに用いているのは日本文化の恥辱だ、だいいち青年を誤るものですよ」
B「ひとつ、植物漢字典を作っていただけませんか」
A「それはぜひやりたいのですが……。しかし、そういう間違いだけでなく、絵などでももう少し植物の知識が欲しいですね。どうも間違いが多い。画伯連中などもだいぶ間違った木や草を描いていますよ。……その点、森鴎外さんは感心でしたね。植物名について手紙でお尋ねを受けたことがあります」
B「今の学者ではどなたにいちばん注目しておられますか」
A「新村出さんとか柳田国男さんのお仕事には敬意を表しております」
B「新村先生、柳田先生と云えば牧野先生も植物名の方言を採集しておいでですね」
A「ええ、だいぶ集めました。この方の整理もしておきたいと思うのですが……。それにつけても時間の経つのが惜しくてたまらん。余命はだんだん短くなるのに、あれもやりたい、これもやりたい。やり遂げにゃならん事が山とある」
B「それだけ長生きをなさればいいですよ。先生があの線の細かくこみいった精巧な図版をお描きになると聞いたら、たいていの人は驚きます。