후리가나로 읽는 일본 고전
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まきのとみたろうじじょでん
牧野富太郎自叙伝
牧野 富太郎
牧野 富太郎의 牧野富太郎自叙伝(まきのとみたろうじじょでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 94,045자 · 185화면
幹を見るとその古い部には無論葉はないけれど、芽だけはチャンと残り、表面は黒ずんで目立たぬけれど、内部は依然として生気、すなわち生命を保っている。一朝南天の幹が切られるかあるいは折れるかすると、その切り口、折れ口より下方にある芽のどれかが芽を吹いて葉を出し、新枝となるのである。これは近縁なヒラギナンテン(Mahonia Japonica DC.)でも同じ事です。試みに南天の幹を伐って見ると、必ずその切口の下の方にある用意の芽から、時こそ来れと新しく芽出って来るのを見受ける。このように南天は他に比する事の出来ないような心強い多くの芽を用意している事は面白い事実であるというべきだ。
次にはまた南天に地下茎を有し、それで繁殖する事実も従来の書物には一切書いてない。この地下茎は南天の株から四方に出で、長いものはおよそ四尺ばかりの距離に達する。そしてその末端から地上に茎と葉とを出して新たな株を作る。それが後にその地下茎が枯死して朽腐すれば、ここに独立した南天の株となる。この地下茎は痩せ、長い円柱形で黄色を呈しており、低い節があってその節から鬚根が輪生している。